9.強制徴収と不正使用
9.強制徴収と不正使用
規模は小さいが、もう一つ、新しい年金制度を始める前に、改善しておかなければならないことがある。それはこの4月から始まる国民年金の「滞納者」に対する「強制徴収」である。これまでのこのシリーズで書いてきたように、1)年金制度は最初から厚生省が使... Read more
22 May 2014
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9mins
8.新しい年金システムを始める前に実施しておかなければならないこと
8.新しい年金システムを始める前に実施しておかなければならないこと
かくして1960年から始まった日本の年金制度は、その大半を厚生省などの食い物になって終わった。もちろん政府には「税金」とか「赤字国債」という奥の手があるから、「国民から借金して国民に年金を払う」ということができるから、国民は大損をするけれど... Read more
22 May 2014
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8mins
7.トリックに加担した人たち
7.トリックに加担した人たち
最初から年金の崩壊が予定され、予定通りに国民の年金の大半を使い、いよいよ国民を誤魔化す方法も厚生省の中で十分に議論されたに相違ない。なにしろ、事実がそのままばれれば厚生省の解体にもつながるような重大なことだからだ。作戦は2つ、年金自体の問題... Read more
22 May 2014
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7mins
6.積み立て型から賦課型へのトリック
6.積み立て型から賦課型へのトリック
さて、これまでいわゆる「積み立て型年金」が崩壊する基本的な理由と現実に起こったことを整理した。でも、「何をいまさら」と言うぐらい予想通りで、このシリーズの第一回から登場している例の年金課長の談話を再び聞いてみることにする。「使ってしまったら... Read more
22 May 2014
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8mins
5.甘い汁を吸った人はどうしたか?
5.甘い汁を吸った人はどうしたか?
ところで年金課長は次のようにも言っている。「厚生年金保険基金とか財団とかいうものを作ってその理事長というのは、(150兆円もあるので)日銀の総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。」厚生省の幹部は年... Read more
22 May 2014
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9mins
4.どのぐらいなくなったのか?
4.どのぐらいなくなったのか?
私たちが収めた年金がどのぐらいなくなったのかという計算がいろいろされているが、国民が収めた公的年金の積立額総額は数字が発表されていないが、今、(形式的に)残っているといわれているのが、国民年金関係で10兆円、厚生年金で150兆円とされている... Read more
22 May 2014
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10mins
3.経済学者の反論(非現実的だが)
3.経済学者の反論(非現実的だが)
少し金融の知識のある人は1回目、2回目の年金の解説を「経済を知らない馬鹿な奴だ」と笑うだろう。「お金をそのまま金庫にしまっておく人がいるものか。「運用」というのがあるんだ」と言うだろう。確かに年金を取り扱う機関、たとえば社会保険庁に「資金運... Read more
22 May 2014
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11mins
2.厚生省が使い込むのは当然?!
2.厚生省が使い込むのは当然?!
年金課長が「年金をしまっておいても意味がないから、使ってしまえ」と言っている理由は、なんだろうか?1)お金を取っておく金庫がない、2)お金の総額があまりに大きく銀行というわけにもいかない、まずは現実的に集めたお金をしまっておく金庫がない。近... Read more
22 May 2014
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8mins
1.年金はなくなる
1.年金はなくなる
日本に年金ができたとき、当時の厚生省の年金課長は、次のように言っている(厚生年金保険制度回顧録から)。「・・・年金を払うのは先のことだから、今のうちどんどん使ってしまっても構わない。使ってしまったら先行困るのではないかという声もあったけれど... Read more
22 May 2014
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9mins