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グレープフルーツムーン

【いい声の語りを聴きながら、本を読むとストーリーが豊かになる、Voice & Books プロジェクト】。クリエイティブディレクター高崎卓馬の SF 小説『グレープフルーツムーン』(小説集『はるかかけら』中央公論新社刊・収録作) を俳優・向井理の声で聴くプログラム。 『グレープフルーツムーン』2012 年刊行の小説集『はるかかけら』(中央公論新社刊) に収録された高崎卓馬初の SF 小説。... Read more

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#01

#01

2246年。地球は、下層階級しか住まないスラムになっていた。ボクとトミーはゴミダメのような場所から抜け出すために、ある計画を立てる。

10 Sep 2020

16mins

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#03

#03

惑星ルージュ。そこでボクはひとりの女と出会った。同じ男とは一度しかセックスができない運命の女。その女の名前はスンキ。ボクはすぐ夢中になった。

10 Sep 2020

21mins

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#05

#05

ナナメの星。地軸が曲がったその星は自殺志願者が労働者として宇宙中から雇われていた。この星は精神をゆっくり破壊する。老婦がなぜそう笑いながら言ったのかはわからなかった。

10 Sep 2020

24mins

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#02

#02

通行許可書を手に入れるため、ふたりはエデンという小惑星に立ち寄る。そこには犬と再婚した老人がいた。地球を離れると徐々に常識も溶けていく。

10 Sep 2020

20mins

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#04

#04

その頃、トミーは体を乗っ取られていた。奪ったのは娼婦の水牛女。その体を奪い返すためにボクとトミーは必死に追った。それがまさかこんなことになるとは。

10 Sep 2020

24mins

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#10

#10

永遠の友だち。ブルーガーネットを手に入れたようで手に入れていない僕らはそれをふたりの生きる理由にするためにひとつの約束をする。

24 Sep 2020

13mins

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#06

#06

スンキが襲われた。その瞬間僕はスンキへの愛を確信した。マユミを失ったのはなぜだったか。輪郭が甘くなっていく記憶がその事件のせいでまた僕を傷つけてくる。

24 Sep 2020

22mins

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#09

#09

ブルーガーネット。その幻の石があれば大金持ちになれる。それが僕らのものになる。でも、奇跡はそんなに簡単に微笑んではくれないのが宇宙の常だった。

24 Sep 2020

18mins

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#08

#08

トミーが代替ボディで手をうつことにした。ところがその手に入れたボディには複雑な問題があった。

24 Sep 2020

23mins

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#07

#07

それは僕を僕の夢のなかに連れていくドラッグだった。その夢のなかで僕はスンキと素晴らしい時にひたった。貸切の世界で。

24 Sep 2020

21mins

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